震災後の人気物件は?
カテゴリ: マンション投資
震災前後の人気一戸建ての変化を考えてみたい。震災が起こる前から液状化については広く認識されていた。
だが、ひどい液状化を目の当たりにすることはほとんどなかったことから、人々はあまり意識することなく、不動産を購入していた。
今回の震災で浦安市内の液状化の惨状は、マスメディアを通して広く報道された。
これで状況が一変した。
水道管がはずれ、水が出ない、風呂に入れない、トイレが使えない、そんな生活を送りたい人などいない。
今後も大きな地震が起きれば、再度同じエリアで液状化は起こるのである。
修理してもまた壊れる可能性が大なのだ。
また、交通機関が止まれば、帰宅難民が発生することも今回初めて皆が十分認識することとなったことである。
都心から徒歩圏内に住んでいれば、帰宅可能であるが、そうでなければ、帰宅できない。
そんなの耐えられないという人たちが、都心回帰を促進すると考えられる。
また、タワーマンションは皆の憧れの的であった。
この憧れも瓦解した。
高層マンションはエレベーターが止まれば、上層階は「陸の孤島」ならぬ「空中の孤島」である。
40~50階などという高さまで水、米等の飲食物を持って歩いて上り下りするなど困難である。
また、揺れも長く大きいようだ。
今、人気のある不動産は以下の条件を兼ね備えている。
・高台にあり、以前、海や湿地帯等でなかったこと
・高層建築物でないこと
・都心から歩いて帰宅できる距離であること
これらの条件を満たす物件は人気があり、価格は強含みで推移すると思われる一方、湾岸・高層マンションの価格は急落しているようだ。
